IT・通信関連, ディスプレイ, デジタルサイネージ

広告以外でも活用できるデジタルサイネージ

大きな駅にいくと、巨大モニター上で商品の広告やPR映像を目にできるようになりました。以前はアルミ板を加工して設置をしていた看板でしたが、デジタル化社会となった昨今では駅の広告もデジタルになっています。これを一般的にはデジタルサイネージと呼んでおり、2000年にはじめて東京駅に取り付けられました。デジタルサイネージの特徴は、動画と音声を表現出来るという点です。

いままでは静止画をプリントしているだけであったので、商品のPRをする力には欠けていました。さらに印刷・取り付けといった工程をふまないといけず、導入コストも高かったのが特徴でした。ところがデジタルサイネージの場合はデータを取り込めばすぐに目的の動画を流すことができ、大幅にコストを縮小することが可能です。広告以外の活用法もあり、それをここで解説していきましょう。

ターミナル駅を例にあげると、インフォーメーションの提供となります。デジタルサイネージは単に情報を発信するだけでなく、それを引き出す能力も備えているのが一番の魅力です。タッチパネルを搭載しているのが最新機器の主流で、駅はもちろんその周辺も土地情報も得られるようになりました。ユニバーサルデザインにもなっていて、視覚障害をお持ちの方でも音声ガイダンスで細かいインフォメーションを受けることが可能です。

デジタルサイネージはますます進化を遂げており、今後は地方でも目にできるようになるでしょう。

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