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タブレットの機能を拡張するbluetooth

bluetoothとは、無線規格のひとつで、さまざまな対応機器を接続することができますが、それがより活かされるのが、タブレットで利用するケースです。マウスやキーボードを接続すれば、まるでノートパソコンのように利用できる2in1が実現します。スマートフォンと比較して解像度が高く、画面が大きなタブレットだからこそ、マウス操作が活かされるシーンです。また、見逃しがちなのが、bluetoothテザリングを利用した場合です。

テザリングとは、デバイスをまるでブロードバンドルータのように機能させ、接続された機器からも、モバイルデータ通信が利用できるというもので、bluetooth搭載のタブレットでは、もちろんその機能が利用できます。一般的なポケットWi-Fiルータと言われるような製品に搭載されているバッテリーは、業界最高クラスの大容量と謳われている製品であっても、せいぜい3000mAh程度ですが、タブレットであれば、7000mAhに達するような製品も存在しています。これは、大画面の液晶パネルの消費電力や、大口径のスピーカーの動作を支えるために用意されているものですが、テザリングを利用している間に、音声出力をオフにしたり、画像のコントラストを低く設定するなど、省電力設定を徹底すれば、実質bluetoothテザリング専用機として機能させられるので、少し大きな長時間駆動可能なWi-Fiルータとして活用する方法もあります。このように、bluetoothによって、タブレットの思わぬ活用シーンが広がります。

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