androidOSは、幾度かのバージョンアップを重ね、現在はバージョン6が主流となり、7の足音が近付きつつあります。その一方で、よりリーズナブルな価格でタブレットを入手したいユーザーにとって、価格が低下してきたandroid5.1タブレットは、大変お買い得で魅力的な商品です。いま、敢えてandroid5.1を選ぶ理由は、それだけではありません。android6以降では、省電力機能のDozeモードが搭載され、アプリをバックグラウンドで起動して消費電力を減らしたり、逆に消費電力を上げるリスクを承知の上で、フォアグランドに最優先で起動することで、重いアプリの動作が改善されるなど、ひとつひとつのアプリ個別にカスタマイズができるようになりました。
しかし、それらの機能があるために、一部のアプリで、常駐ができなくなったり、スタートアップに失敗するなど、不具合が発生してしまいます。特に、現在サポートが打ち切られてバージョンアップが期待できないような、レガシーとも言える古くて便利な人気アプリほどこの傾向が強く、最新OSを試してみたい欲求とは裏腹に、ユーザーを悩ませる種となっています。そんな中でも、当時のアプリの安定動作の実績があるandroid5.1タブレットであれば、最新のモデルと比較してスペックにやや物足りなさはあるものの、過去の資産であるアプリの高い互換性による有効活用を重視し、しかも価格がお手頃であるため、無難な選択としてチョイスするユーザーも少なくありません。